相場は結局自分自身との戦い!!負ける11の理由とは!?

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人間心理では負けるようにできている!?

ズバリ、あなたはこれまでに投資を始めてからトータルで儲かっていますか?

相場の世界では9割の人が負けていると言われています。

あなたには是非残りの1割である勝ち組に入って欲しいという思いでこの記事を書いています。

まず初めに人間心理のお話しからです。

私たちは普段、どのような判断で意思決定しているのでしょうか?

簡単に次の質問に答えてみてください。

あまり深く考えず、直観で答えてくださいね。

A.確実に500万円もらえる。

B.コインを投げて表が出たら1,000万円もらえる。裏が出たらお金はもらえない。

そして、次の質問はどうでしょう?

C.確実に500万円支払う。

D.コインを投げて表が出たら1,000万円支払う。裏が出たら1円も支払わなくていい。

あなたはどちらを選びましたか。

ほとんどの方はAとDを選んだのではないでしょうか。

これはプロスペクト理論といってAを選んだのは1円ももらえなくなるリスクを避ける「リスク回避型」

Dを選んだのは、確実に損失を出すという状況を回避する「損失回避型」

期待値はどちらも同じですが、これをFXでやってしまうとAは利益を早く確定させたいという心理が働き、利益が小さくなり、Dは損失を確定させたくないと予定通りの損切りができず、損失が大きくなり、「利小損大トレード」になってしまいます。

これは誰もが持ち合わせている人間心理ですね。

FXでは「利益確定は我慢して先伸ばしする、損切りは損失が小さいうちにすぐに決済する」このことを意識してトレードしましょう。

「損小利大トレード」にしないと勝てません。

9割の人が勝てない理由はまだまだあります。

投資ルールを持っていない!!

あなたはエントリーする前にどんな基準で売買していますか?

何となく買ったり、売ったりしていませんか。

「特にルールは決まっていない。」っていう方は、ほとんど負けています。

初心者の方にこの傾向が多いです。

チャートを見ていたら「かなり勢いのある上昇になってきた!」

どんどん上がって行くのを目の当たりにして、指を加えて見ていられない。

既にこの時点では完全に乗り遅れています。

「せっかくのチャンスをみすみす逃すのはもったいない!」

焦ってエントリーする、待つことができずにエントリーしてしまう。

そして成行注文で買いエントリーし、買った後、少し上昇して喜んだのも束の間、すぐに下げてくる。

「あ~どうしよう。でもこれだけ勢いのある上昇があったんだから、ちょっと下げるかもしれないけど、またすぐに上がるでしょ。」

といってすぐに損切りすることなく、その後も大きく下落。

こんなイメージです

含み損が大きくなり、さすがに耐えきれずに損切りし、大負けしてしまう。

このように行き当たりばったりのトレードをしてしまう。

トレードで儲け続けるためには自分なりのルールが必要です。

売買ルールに則った正しい行動を身に付けましょう。

規律、計画性がないとも言えるでしょう。

他人の意見に左右される!?

例えば、あなたの中で今日、日経225先物を自分のルールや根拠があって売るつもりだとします。

その後、ネット、ツイッターを見ていると日経225先物を「今日買いエントリーします!」といった意見やつぶやきを見ました。

「自分は売るつもりだけど、この人は買いなんだ!」

1人だけならまだしも他の人も「買い」とつぶやいている人が多い。

「何か買いって言ってる人が多いな。」

今日は売るのをやめて、様子見しよう。

そして本当に売るのをやめてしまう。

でもこんな時に限って大きく下落する(笑)

「あ~。やっぱり売っておけば良かった!!

相場あるあるですね(笑)

もう一つのパターンは、

チャートを見ているとどんどん上昇してきて、「あぶねー!売らなくて良かった~!」となる。

「やっぱりみんなが買いって言ってる時は上がるのかな~。」

「次からもまずネットやツイッターで見てから決めよう。となります。

そして次にこうなります。

「今日はほとんどの人が買いってつぶやいているな。」

ここで大勢の意見からあなたも買いエントリーします。

少し上がって喜びますが、すぐに下げて来ました。

「あれっ下げてきたなー。どうしよう!?」

すぐにネットとツイッターを確認してみると、既に損切りしている人が何名かいました。

「損切りかー!嫌だな。でも仕方がないか。」

と嫌々ながら損切りを実行しました。

この後、「まぁ自分の判断で買って損した訳じゃないから俺のせいではないし、あのツイッターでつぶやいていた奴のせいだ。

自分ではない、他人のせいにします。

そしてエントリーしたり、しなかったりを繰り返す。

こんなことを続けていると当然儲け続けることはできませんよね。

これが相場で成功している方儲かっている有名な方であれば、余計に影響されてしまいます。

そういった方々も勝率100%ではありません。

自分の判断軸、ルール、ブレない意志を持つことが大切です。

逆張りする!!

相場は「安く買って高く売る、高く売って安く買い戻す」これが基本ですね。

そしてこれを相場の流れを無視して実践してしまう。

「さすがにこれだけ上昇したんだから、そろそろ下がるだろう」と自分の思惑だけで売りエントリーしてしまう。

今上がっているのは、相場参加者がこの先も上昇が見込めると思っているから買われている訳ですよね。

そしてこの後も上昇の勢いが強くグングン上昇して行く!

すぐに損切りできればまだいいが、そろそろ天井と思って売っているので、ズルズルと気持ちも相場と共に引っ張られ(笑)、含み損が拡大。

こんなイメージです

さすがにもう耐えきれず、ロスカットしたところが天井だったりします(笑)

一方で、「昨日よりかなり下がって安いからそろそろ反発しそう」と買いエントリー

でも安いとは昨日の価格と比べて安いという理由だけで買ってしまう。

少し反発して喜んだのも束の間、すぐに下げてくる。

「あー下げてきた。どうしよう~。でも昨日より安いところで拾えたしなぁ~。損切りするといつもそこから反発するからな~。」

といってすぐに損切りせず、耐える。

ひたすら何日か耐える(笑)

プロスペクト理論が効いていますね。

人は損失を確定したくないが、含み損には寛容です。

こんなイメージです

そしてマイナスがドンドン雪だるま式に増え、耐えきれずに損切りしたところが、また底だったりします(笑)

売りと買い、両方の例も相場あるあるですね(笑)

まるで誰かが自分の取引を後ろで見ているかのような相場の動き。

私は一度振り返ったことがあります(笑)

私は逆張りを否定している訳ではありません。

逆張りで儲け続けている人もいるでしょう。

しかし、天井付近で売る、底値付近で買う。

もちろん、これができる人には何も言いません(笑)

これからも逆張りで儲け続けてください。

でもどこが天井か、底かなんて誰にもわかりませんよね。

私は順張り派なので、相場の大きな流れに乗る投資を続けています。

相場の流れ、トレンドに逆らわない。

上昇トレンドであれば、株価が落ちてくるまで待つ。

そして安くなってきたら買う。

想定していた動きと違ったらすかさず損切りする。

基本のトレードに徹する。

相場参加者の7割は機関投資家と言われています。

彼らの大きな資金に立ち向かうより、大きな資金の流れに付いて行った方がいいと思いませんか?

相場の大きな流れに逆らわないことが大切です。

知識・勉強・努力不足!!

相場はギャンブルではありません。

上がるか下がるか、50%の確率だからといって何とか勝てるんじゃないかというイメージがあるのかも知れません。

そしていきなり相場に参加してしまいます。

「最初のうちは授業料だと思って多少の損失はしょうがない!!」

それは授業料でも何でもないのです。

大切な資金をドブに捨てているのと一緒です。

相場で勝つためには知識が先です。

利益はその次です。

トレードするための知識をしっかり身に付けてから、利益を得ることを考えましょう。

魚の釣り方を覚えるのと同じです。

誰かに魚そのものを貰えば、空腹を満たすことができます。

でも次の日はどうしましょう?

魚の釣り方を覚える=相場で生き残るための最低限の知識

魚の釣り方を覚えれば、一生空腹を満たせます。

これと同じことが相場でも言えます。

早く利益を出したい気持ちはわかりますが、圧倒的に知識の方が重要です。

継続的に利益を上げ続けるためにも知識を学ぶことを忘れないでくださいね。

知識を習得して、トレードアイデア等を思い浮かべるためにも勉強は生涯継続してやっていくものです。

ロクに勉強もせず、知識もなく、シュミレーション売買もせず、いきなり相場に参加して勝てるほど、相場は甘くありません。

戦っている相手は、これまで相場の厳しい世界で生き残ってきた百戦錬磨のプロや大口の機関投資家です。

将棋でいうと藤井聡太八冠、テニスでいうとラファエル・ナダル、プロボクシングだとバンタム級の井上尚弥といきなり戦うようなものだと私はイメージしています。

相場は藤井聡太八冠と戦っているイメージ!?

実際には彼らに勝つことに比べれば、日経225先物で勝つ方がはるかに楽でしょう。

まともに戦ったら10戦10敗でしょうから(笑)

だから一生懸命に相場の勉強をして、知識を身に付け、過去のチャート分析、ファンダメンタルズ、テクニカル分析をして欲しいのです。

オシレーター系、相場、日経225先物の書籍を読む等、努力して、勉強しましょう。

チャートは全てを折り込むので、私はテクニカル分析を重視しています。

過去の統計を取る、データを分析してみる。

あらゆる努力が必要でしょう。

個人投資家の大部分が相場の世界に参入しては、1年後には資金を使い果たし退場していて、9割の個人投資家の顔ぶれが総入れ替えしているのが現実です。

個人投資家の9割がネギを背負ったカモとしてマーケットに参加しています。

こんな風にカモにされないようにしましょう(笑)

日経225先物という市場(鍋)に飲み込まれない(具材)よう、私と一緒に戦っていきましょう。

感情に任せた売買をしてしまう!!

負けをトコトン取り返そうとする!?

人間には感情があります。

相場で勝てば「嬉しいし、楽しいし、喜び」、負ければ「悔しいし、悲しいし、怒る!?」

相場に感情が関係あるんでしょうか?

実はメチャクチャ感情の影響が大きく、むしろ感情が邪魔をします。

相場で勝つためには平常心で臨むことが必要です。

儲けるためには自制心がないと勝てません。

勝った後に喜んでガッツポーズしたり、下手なトレードをしてしまって後悔する感情は全然問題ありません。

これはトレードが終わってからの感情です。

感情が邪魔になるのはトレード中の話しです。

例えば、朝一から日経225先物の取引をします。

大きな相場の流れは下降トレンドだとします。

「今日は売りから入るぞ!」

エントリーした後、すぐに上昇が始まります。

「あれ?下がれ!下がれ!下がれ!ダメかな!?」

「かなり上がってきた。しょうがない、ロスカットしよう!!」

ってここまではよくある話しです。

問題はここから。

既にこの取引で10万円損してしまいました。

「10万円あったらあれが買えたのに。。。」

「今日のランチ贅沢できたぞ!!」

10万円あったらこんな食事が余裕でできたなぁ~(笑)

「夜も豪勢な食事ができたぞ!!」

と余計なことが頭をよぎります。

あなたはこの負けた10万円をすぐに取り返したいと思いませんか?

思いますよね!?(笑)

ほとんどの人がそうじゃないでしょうか。

カッ~ときているあなたは、すぐにこれまで投資していた倍の金額で取り戻そうとします。

「大きな相場の流れは下降トレンドなのになぁ~。」

「でもまだ上がりそうだな。よーし。今度は倍の資金で買い!!

もはやエントリーの根拠はまだ上がりそう、負けた10万円を取り返すことになっています。

倍の金額入れたからさっき動いた半分の値幅上がればトントン。

「今日はもうトントンになればそれでいいや。」

ところが今度は当初の下降トレンドで見ていた通り、エントリー直後から下がってきました。

大きな流れは下降トレンドでしたね(笑)

「おいおい頼むよ!俺が買ったところが天井かよ!」

「あ~かなり下げてきた!ダメだ!損切りしよう!!痛いけどしょうがない!」

10万円取り戻すつもりが、また10万円負けた~。

こうしてカッ~と頭にきている状態でトレードするとこんな感じで往復ビンタを食らいます。

しかもここでやめられれば、まだいいのですが、この後も更に取り返そうとしてトレードを続け、1日で大きく負けてしまいます。

その先には退場が待っています。

トレードで冷静さを失うとこんな感じでいとも簡単に負け続けてしまいます。

負けた後、どうしても熱くなって取引してしまう方は、一旦チャートから離れる、その日は取引しない、外出する等、何か対策、ルールを決めておきましょう。

シュミレーション売買で勝っていたのに負ける!?

あなたはシュミレーション売買では、自分のルールでエントリーができ、ロスカットも問題なく、損小利大トレードもできてきました。

「シュミレーション売買は儲かってきたなぁ。」

仮想資金の500万円がすぐに600万円になりました。

「もうそろそろ実トレードでも勝てるんじゃないか!?」

と思って実トレードするとなぜか全然儲からない。

投資資金の500万円がすぐに400万円になってしまいました。

「あれ?何でだ!?」

今まで通りだよな!?」

と思っていても、シュミレーション売買とは全く違う取引をしています。

そうです、また感情が邪魔をしています。

シュミレーション売買では冷静な判断をしていたのに、実トレードになるとハラハラドキドキして、ポジションを持ち越すと夜も眠れなくなり、ロスカットができなくなったり、少しの利益で返済してしまいます。

シュミレーション売買と実トレードでは、精神的な負担が全然違います。

シュミレーション売買で感情的になることはあまりないですよね。

自分の大切な資金を失わない、負けても実生活には何も影響しないからです。

シュミレーション売買では自分で決めたルール通り、バンバンエントリーしていたのに、実トレードでは、感情が邪魔をしてちょと難しそうな局面でのエントリーをやめてしまいます。

後から見るとルール通り利益になる局面だったのに、エントリーする時にはちょっと難しく見えることがあります。

そんな局面でのエントリーをやったり、やらなくなったりするために実トレードでの成績ドンドン悪くなっていきます。

実トレードとシュミレーション売買ではこれだけ大きな違いが出てきます。

この様な理由からシュミレーション売買で勝っていても実トレードでは負けることが多いのです。

相場で儲け続けるためには、自分の感情に左右されてはダメなんです。

エントリー価格になったら仕掛ける。

ロスカット価格になれば切る。

実トレードではこれができなくなります。

頭では理解していても、なかなか行動できない感情が出てきます。

私が自動売買のプログラムを現在開発しているのは、エントリーや損切りを人の感情に左右されることなく、機械的にできるところも大きな理由のひとつです。

常にポジションを持っていないと気が済まない!!

いわゆるポジポジ病というやつですね。

あなたはこの言葉を聞いたことがあるでしょうか。 ポジポジ病の「ポジ」とは、ポジションのことです。

トレードをしたくて、常にポジションを持っていないと気が済まない。

トレードを始めてすぐの頃は、エントリーするのがあれだけ怖かったのに、トレードを繰り返し行っていると少しずつ慣れてきます。

トレードに慣れてくると、今度は逆に常にトレードをしていたくなり、ポジションを持っていないと落ち着かなくなります。

ポジションを持っていない時に、大きく相場が動いたら儲け損ねると考えてしまいます。

1日に1回だった取引が徐々にトレード回数が増えていきます。

そしてひどいと1日に20~100回のトレードをしてしまいます。

これで儲かればいいのですが、もちろん損失になります。

その上、常にPCやスマホ画面に張り付くことになります。

食事や睡眠時間も惜しいと感じてきます。

取引回数が多いということは手数料=取引コストも馬鹿になりません。

相場で負ける人ほどトレード回数が多くなります。

興奮してハラハラドキドキするためにトレードをする人もいます。

相場ってもの凄く刺激的ですよね(笑)

チャートを見ているとついエントリーしたくなり、我慢できなくなります。

ポジポジ病は、常にポジションを持ち続けていたいので、ロスカットができないことにも繋がります。

この相場依存症ともいうべき病気を治すには、投資資金を全て失うか、エントリーを我慢できるようになるかです。

負けているのにエントリー回数が増えてきたら、危ないサインと早めに気づいてポジポジ病にならないようにしましょう。

間違った売買を続けていることに気がつかない!?

間違った売買とは何でしょうか?

こんな例です。

エントリー前にチャートを分析してみると大きな相場の流れ上昇トレンドでした。

「今日は買いでエントリーするぞ!」

日経225先物ミニを29500円で10枚買って、29640円で売る。

29650円辺りに抵抗帯(レジスタンスライン)がある。

ロスカットは29430円に設定。

29450円辺りに支持帯(サポートライン)がある。

リスク:リワードも70:140=1:2でOK。

金額にすると利益になる場合は140,000円。

損失になる場合は70,000円。

ここまでは買う根拠期待値もバッチリです。

そして買った後、下げて来ました。

29450円辺りの支持帯をあっさり割り込み、更に下げてきます。

このままではもうすぐロスカットにかかってしまいます。

「大きな相場の流れは上昇トレンドだし、一時的に下げただけで、支持帯は割ったが、またダマシだろ!」といってロスカット設定を取り消してしまいます。

その後も下落は続き、結局29300円まで下げました。

「あーやっぱりロスカットしておくべきだったか」と思ってチャートを眺めていると上昇してきました。

「おっ上がってきた!上がれ~!上がれ~!」そして当初指値しておいた29640円で約定して140,000円の利益がでました。

「お~やっぱりダマシだったのか。ロスカットしなくて良かった。

「俺の見通しはあってたな。」

この取引あなたはどう思いますか?

「結果オーライで利益になったんだからいいんじゃない!?」

と思われたらあなたも気を付けてください。

この取引は確かに利益がでましたが、それはあくまで結果論です。

この取引の後、次はどんな取引になりますか。

ロスカットの位置に株価が近付いてきたら、ほとんどの人はまた取り消してしまうのではないでしょうか?

前回と同じように。

そしてたまたま今度も結果的に利益になってしまうと。。。

もう想像つきますね(笑)

この方法がになり、この間違った売買を続けていくことになります。

何度かはロスカットしなくても、待っていればトントンで逃げられるか、利益になるかも知れません。

しかし、この間違った売買を続けていると、いつか大きな下落に見舞われ、今まで得た利益以上の損失、つまり大きな負けとなり、結局相場からの退場を早めてしまいます。

自分の間違いを認めましょう。

相場に絶対はありません。

ロスカットを守り、損失になったとしても正しい売買を続けていきましょう。

待てない!!

朝一でチャートを開いて、あなたは「大きな相場の流れは下降トレンドだな。」と判断しました。

さらに下落してきているのを見て、あなたは「売りで入ろう!」と思っています。

チャートを見ているとその後もどんどん下落しています。

「まだまだ下げそうだな!早く入らないと乗り遅れる!」

といって成行注文売りエントリーします。

売った後、すぐに上昇してきました。

「早めに逃げよう」とすぐに損切り

飛び乗らず、待つことが大事!!

損失金額は少なくて済んだものの、その後は大きく下落

「あーもうちょっと我慢すれば良かったのかな~。儲けそこなった!!」

この場合、何がいけなかったのでしょうか?

「エントリー?」

そうです。

エントリーが早過ぎるのです。

本来は損切りした株価付近でエントリーするべきでした。

下落している最中にエントリーせず、調整して上昇し、再度下落してきたところで売りエントリーします。

ここまで待ってから「売りエントリー」です。

「それは結果論であって、途中で調整せず、ずっと下落したらどうするんだ!!」との突っ込みありがとうございます(笑)

その場合はエントリーせず、スルーします。

相場はギャンブルではありません。

チャンスはいくらでもあります。

相場は逃げません(笑)

この「待つ」=「我慢する」ということができずに、多くの相場参加者が大切な資金を失い、退場していきます。

相場を長く続けるために、いかに自分の大切な資金を失わないか。

次のエントリーチャンスを待ちましょう!

ナンピンしてしまう!!

漢字で書くと「難平」。

「平」をなぜ「ピン」と読むのでしょうか。

知りません・・・(笑)

ナンピンとは何でしょうか。

日経225先物で説明します。

あなたは日経225先物ミニを2020年2月25日に22700円で10枚買ったとします。

前回ボトム付近だし、そろそろ上がるぞ~!」

翌日は21885円まで下げましたが、「いい感じで調整が入った~!買い増しするぞ!終値22330円で更に10枚買い!」

これで平均買い値は22515円となり、ポジションは20枚となり、終値22330円、含み損370,000円となりました。

「終値が100円以上下げるごとに10枚買い増ししよう!」

翌日は21835円まで下がり、「おっ!更に買いチャンス到来!終値21850円で10枚買い!」

これで平均買い値は22293円、ポジションは30枚終値21850円、含み損1,329,000円

翌日も更に下げ安値20910円まで。

「計画通り終値21090円で10枚買い!そろそろ下げ止まってくれないと!!」

平均買い値21992円。ポジションは40枚、終値21090円、含み損3,608,000円。

翌日も安値20455円まで下げますが、終値21170円と前日終値よりは高値でした。

「あと1540円戻せばトントンか。よし戻せ―!!」

しかし、翌日は下げ安値20680円まであって終値20980円。

ルール通りで20980円で10枚を買い、含み損4,048,000円

翌日は、少し戻し終値21130円。

その翌日の終値は21370円。

ようやく底を打ってここから上昇してくると思い、あなたは期待をしますが。。。

これどこまで続けますか(笑)?

安いと思っているからドンドン買い増しする、含み損が増えてくる、感情的にもロスカットが非常に難しくなってきます。

結局2020年3月17日まで下げ続け、日経225先物は15860円まで下げています。



ナンピン、素寒平(スカンピン)と言って下手に「ナンピン買いをするとすっからかんになってしまいますよ~」という意味ですね。

売りの場合はこの逆ですね。

ウィリアム.D.ギャン(1878-1955)は日本の株式チャートにおけるローソク足とほぼ同じものを独自に編み出し、発見した法則を厳正なルールで制御することによって生涯8割以上という驚異的な勝率を誇り、1929年のアメリカ大恐慌を生き抜いた伝説のトレーダーであり、「ナンピンはトレーダーが犯す最大の過ちである」と言っています。

また、酒田五法、ローソク足の考案者と言われ、酒田、大坂、江戸での米の商いで莫大な富を得たとされ、大坂、堂島の相場師、本間宗久(1724-1803)も、

相場保ち合いの時うっかり慰みに商い仕掛くることあり、はなはだ宜しからず、慎むべきなり。この商い強いて初念の思い入れを離れ難きものなり。よほど玄人ならで、見切りできざるものなり。例えば百両売り付け候て、少々上がる時、最初踏み出しの百両分に念を残して買うことを忘れ、又々売り重ねる心になるなり。段々踏み上がる時はここにて売りならすべしと売り込む故、自然金高成嵩み、後々は売り返しも買い返しも自由ならず、大事に及ぶなり。付き出し商いを慰みのようにうっかり仕掛ける商いより発するなり。例えば百両分仕掛けるとも容易に心得ざるものなり。とくと米の通い運びを見定め、作割金割を考え、売買とも付き出し申すべきことなり。

相場が横ばいの時に軽い気持ちで相場で売り買いすることがありますが、これはマジでヤバいので、やらない方がいいでしょう。こういう取引は当初自分が思っていた考えを変えることが難しく、よほど相場のプロでないとロスカットできません。例えば1枚売って少し上がった時に最初に売った1枚にこだわってしまい、本来は買い場なのに買うことを忘れ、ナンピン売りすることばかり考えてしまいます。その後もどんどん上がってきてナンピンを続け、自然とポジションが大きくなり、資金的にもこれ以上売れなくなり、ロスカットも躊躇してしまい、大きな損失に繋がります。最初の売買を軽い気持ちでエントリーしたために、こんなに大変なことになってしまいます。例え1枚の売り買いをするときでも、簡単に考えてはいけません。よくチャートを確認して、相場のトレンドを見極め、経済ニュース等のファンダメンタルズもよく考えて売買してくださいね。

日経225先物にあてはめて自分なりに解釈しましたが、間違っていてもご容赦ください(笑)

ナンピンはうまくいけば買い値の平均が下がり、大きく上昇すれば大きな利益が見込める可能性もありますが、退場を早めてしまう大きな損失に繋がる可能性の方が高いのです。

初めから分割で購入しようと決めていて、ロスカット位置も決め、分割エントリーする場合は、また意味合いが少し違いますので、上記にはあてはまりません。

収益トントン!!でも継続できない!?

全くのド素人だった状態から、少しずつ勉強をして、シュミレーション売買で検証を続け、感情にも左右されず、自分のルールを確立できてきました。

ここからは今までの例に比べて少し成長している状態です。

ロスカットもしっかり守れているので、大負けはしなくなった。

損益はほぼトントンの状態が続いています。

相場に勝率100%はないのも十分理解している。

資金管理もうまくできてきた。

しかし、なかなか思うような利益、結果が出ない。

そしてここで継続ができずに諦めてしまいます。

「やっぱり相場は難しい。」「俺には向いていない。」といってやめてしまいます。

実はここまで来れば、勝ってる1割にもうすぐ入れるところまで近づいています。

アメリカでの相場参加者の実態調査においても、相場で勝ってる割合は1割、損益トントンが1割、負けている割合が8割です。

この損益トントンの状態があまりにも長く続くために途中で継続できず、相場の世界から離脱してしまいます。

この状態まで来たら実は大きなチャンスなんです。

あともう少し我慢して継続すれば、勝ってる1割に入れる直前まできていました。

あなたは成功するまであきらめずに継続していきましょう。

資金管理とこのマインドに関する記事はメチャクチャ重要なことを書いていますので、繰り返し何度も何度も何度も読んでくださいね。

PS:結構リアルな内容だったのではないでしょうか?

なぜかというと全て私が経験してきたからです(笑)

あなたは私のように遠回りしないでくださいね。

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